- かほう
- I
かほう【下方】ものの下の方。 下の部分。⇔ 上方IIかほう【佳芳】よいにおい。 芳香。IIIかほう【加俸】職務の性質, 勤務地の特殊性など, 特別の理由で正規の俸給以外に与えられる給与。IVかほう【加法】二つ以上の数を加える計算の方法。 その結果を和という。 寄せ算。 足し算。⇔ 減法Vかほう【嘉保】年号(1094.12.15-1096.12.17)。 寛治の後, 永長の前。 堀河天皇の代。VIかほう【家宝】その家の宝物。 家に伝わる宝。VIIかほう【家法】(1)家の掟(オキテ)。 家憲。(2)家伝の秘法。(3)戦国大名の領国法。VIIIかほう【戈法】書道で, 右斜めに引きおろした線をはね上げる筆法。IXかほう【果報】(1)運のよいこと。 また, 幸せなさま。
「~な男もあつたもんだ/良人の自白(尚江)」
(2)〔仏〕 前世のおこないによって生じる報い。⇔ 業﹛派生﹜~さ(名)~は寝て待て幸運の訪れは運によるのだから, あせらないで自然に時機が来るのを待て。Xかほう【火砲】大砲などの重火器。XIかほう【苛法】(1)厳しい掟(オキテ)。 苛酷な法令。「仁政は化して~と為り/学問ノススメ(諭吉)」
(2)厳しくせき立てること。XII「~をして催しければ参りにける/宇治拾遺 4」
かほう【過褒】ほめすぎること。 過賞。XIIIかほう【過訪】通りがかりに訪問すること。「妓家を~して帰る/日乗(荷風)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.